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What's New
2018/04/27
・DDD2018の審査結果を発表いたしました。
2018/02/07
・応募要項によくあるご質問を追加しました。
2018/01/29
・チームで応募される場合にも、参加者全員がそれぞれ応募フォームからのご入力をお願いいたします。
・本取り組みを法的観点からアドバイスをいただいた、弁護士の板倉陽一郎氏に審査員としても参画いただきます。

「DATA DEMOCRACY DAYS」
About

膨大な情報をもとに日々進化し続ける私たちの暮らし。

そんな情報社会において、CCCマーケティングは、
データに接する機会を広くオープンにし、
より良い豊かな暮らしにつながるライフスタイルの企画を創出する
オープンイノベーションプロジェクト
「DATA DEMOCRACY DAYS」を実施いたします。

「データは、人と世の中をより楽しく幸せにすることができるだろうか?」
との問いのもと、その解を発見することに、様々な方々と一緒に挑戦したいと思います。

毎日の生活から生み出される情報を活用し、
いつもの暮らしがもっと素晴らしいものになること、
そして、本プロジェクト内容を社会へ発信することで、
データを活用した、より良い社会への貢献を目指してまいります。

結果発表
Result

  • チョコバットはどこだ?
    Where is Chocobat?

    チョコバットはどこだ?
    Where is Chocobat?

    【概要】
    買いたい商品や人気が高く品薄の商品を、一般消費者向けにはアプリ、メーカーには販売店検索サービスを提供する在庫検索サービス。
    【受賞者】
    土井悠哉さん、石鍋俊明さん、大賀鶴喜さん
    【審査コメント】
    商品が見つからないという問題を解決するという視点や、ここに置いたら売れるのではないかという提案が、オンラインショッピングではなく実際の店舗へ行くモチベーションに繋がるもので、期待が持てるアイデアであり、新しいアイデアであった。
  • "中身"を見る婚活

    "中身"を見る婚活

    【概要】
    オンライン婚活が普及する中、第一印象を容姿で判断すること無く、金銭感覚や嗜好性などその人の“中身”で判断することができる婚活アプリ。
    【受賞者】
    金山哲平さん、齋藤優太さん、西村宇貴さん
    【審査コメント】
    個人の嗜好性をデータで合わせていくことは、今の時代だからこそできるマッチング。文化的な嗜好性だけでなく、嘘をつくことができないデータで人と人をつなぐことは今後重要なマッチングを支える重要な技術である。
  • しぇあくり

    しぇあくり

    【概要】
    親子間の仕送りとして、購買履歴から親が好みそうな商品やTポイントを贈ることができるサービスで、家族の間のつながりをもっと生んでいく仕組み。
    【受賞者】
    梅木遼さん、藤澤優さん、八幡諒さん
    【審査コメント】
    人と人をつなぐすばらしい提案。日常生活のちょっとした思いやりと優しい気持ちが社会に広がってほしいと思わせる企画だった。

審査員からの総括
Summary

■ 村井 純氏(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科委員長 環境情報学部 教授)
今回のDDDを通じてCCCの貴重なデータへアクセスすることができたことは、皆さんにとって貴重な機会になったと思う。一般的にマーケティングでは、マスや平均値を考えがちであるところ、小さい点や面白い点に目を付けていることに勇気づけられた。地域や個人のパワーや思いに目を向けていることが非常に良かった。今回のことをきっかけにデータを使った新しいアイデアを発展させてほしい。
■ 樋口 知之氏(情報・システム研究機構 理事 統計数理研究所 所長)
第1回目ということで、データの扱いについて慎重であったことから、いろんな制約があって思うようにできなかったこともあると思う。今後は知恵を出しあってデータをもっと使えるようなDDDへと成長していくことを願っている。また東京にいると、ある種の典型的な問題を取り扱いがちだが、地方に行くと日本が抱える色んな社会課題がたくさんある。CCCのデータが都会だけではなく、地方を含めた社会課題の解決につなげてほしい。
■ 林 千晶氏(株式会社ロフトワーク 代表取締役)
数字は力があるので、有意な差が見えると事業にしたくなるが、皆さんのプレゼンテーションを聞いて、新しい事業の可能性はリアルに困っている人が立ち上がってくることが力だと改めて感じた。1人の困った課題をどれだけ物語として広げていくのかが重要。
■ 板倉 陽一郎氏(ひかり総合法律事務所 弁護士)
DDD参加の皆さんが、データを回して細かく分析したものが多いと思っていたが、マクロで傾向を掴んでいる企画と、詳細に分析する企画に分かれていたことがおもしろかった。賞受賞の有無に関わらず、皆さんの努力が伝わってくるイベントだった。
■ 庄司 昌彦氏(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 主任研究員・准教授)
今回、発見することがたくさんあった。データの使い方として、マーケティングとして利用者を分析するものや、物を明らかにするアプローチ、お店がどこにあるかをキーにする企画などいろんな切り口があった。DEMOCRACY DAYSという高い目標を掲げてスタートしたが、人や社会をより良くするという志のもと、地に足がついた分析の企画が出てきたことが良かった。お互いに知らない人が集まって同じ時間を過ごして、良い関係ができあがった。今後もデータの面白さを感じながら価値を作っていくコミュニティができあがることを期待する。
■ 北村 和彦(CCCマーケティング株式会社 代表取締役社長)
素晴らしい知恵やアイデアをいただくことができて嬉しく思っている。もう少し自由度や時間があればより良い企画もできたと思う。このDDDを1回のイベントだけに終わらせず、いろんなアイデアやデータの深掘りをしたければ、ぜひ弊社へお声がけをいただきたい。これをはじめに、CCCのデータをいつでも利用できる環境を構築し、DATA DEMOCRACY DAYSとして、市民権を得たデータの開放をしていきたい。

応募要項
Application Guideline

概要 “データは、人と世の中をより楽しく幸せにすることができるだろうか?”との問いをテーマに、社会人、学生など国籍を問わず幅広く一般の方からの参画を募ります。
データに接する機会を広くオープンにし、アプリなどの開発につながるようなコミュニケーションを通じて、あなたが幸せを感じたり、毎日の生活が楽しくなるような企画や事業、サービスを提案、創出いただける場を設けます。
応募いただいた中から選考を通過した参加者には、5日間のオープン日を活用し、個人またはグループで新たな企画やサービスを立案し、企画書や仕様書を作成し、プレゼンテーションをしていただきます。
優れた企画に対しては表彰をさせていただくとともに、実際のサービスとしての事業化の支援も検討いたします。
皆さん、ぜひ参加してみませんか。
募集期間 2018年1月22日(月)~2月12日(月・祝)
応募資格 年齢制限無くどなたでもご参加いただけます(社会人・学生、個人・グループなど問いません)。
※グループの場合、1組5名が上限となります。
※グループで応募の場合も、全参加者お一人ずつ、それぞれ応募フォームより必要事項をご入力ください。
※18歳未満の方は、保護者の同意があり署名入り参加同意書をオリエンテーション当日に提出いただく必要があります。
※本プロジェクトは原則、日本語で進めさせていただきます。

募集人数 最大100名程度
応募方法 応募フォームに必要項目を入力し、注意事項に同意のうえ、ご応募ください。
選考結果 選考結果については、2018年2月下旬までにご連絡いたします。 応募多数の場合は、選考基準に則り、参加者を決定させていただきます。 なお、その詳細については公表いたしませんので、あらかじめご了承ください。
テーマ CCCマーケティングのアセットを活用し、より良い豊かな暮らしにつながるライフスタイルの企画を創出するものあれば自由にテーマを設定できます。
提供予定データとアセット データ:T会員6,500万人の購買データ(ID-POSデータ)など
アセット:Tポイント付与・還元など
※特定のT会員を識別できる情報は含まれておりません。
スケジュール ※オープン日の5日間は、データに触れながら企画や事業、サービスを考え、プレゼンテーション資料を作成いただくための期間となります。
※全日程13時~18時の開催を予定しています。
※詳細スケジュールは初日(オリエンテーション)にご案内いたします。
※スケジュールは予告なく変更になる場合があります。
開催場所 東京都渋谷区南平台町16-17 渋谷ガーデンタワー
※詳細は参加者にご案内いたします。
賞金 最優秀賞:賞金300万円
※その他にも優秀な企画がある場合には、表彰させていただきます。
※審査基準に満たない等により、受賞該当なしとなる場合があります。
よくあるご質問 Q:参加にあたっては東京に行くことが必須条件ですか?
A:今回の取り組みは、セキュリティの関係上、弊社オフィスビル内(東京都渋谷区南平台町16-17渋谷ガーデンタワー)で実施いたします。 交通費は自己負担となりますが、東京へお越しいただいた上でのご参加となります。

Q:7日間、全日程すべて参加しないといけないですか?
A:3/10(土)のオリエンテーションおよび、4/21(土)のプレゼンテーション&審査会は必ずご参加ください。 また、5日間のオープン日についても、できる限りご参加いただくことを推奨しております。

Q:自分のパソコンや、プログラムを使うことはできますか?
A:申し訳ありませんが、セキュリティの関係上、弊社がご用意するパソコンでの取り組みとなり、ご自身のパソコンをお使いいただくことはできません。 また、独自開発のプログラムおよび商用のプログラムはお持込みいただけません。弊社が事前に設定済みの分析環境での取り組みとなります。具体的な環境については、オリエンテーション当日にご説明をさせていただく予定です。
問い合わせ先 「DATA DEMOCRACY DAYS」事務局
[email protected]
応募を終了しました

お客さま情報の取り扱いについて
Privacy Policy

本プロジェクトで取り扱うお客さま情報には氏名や電話番号は含まず、T会員番号は復元できないよう暗号化し、
T会員規約の利用目的の範囲内で取り組みます。

CCCマーケティングは、参加者との間で守秘義務に関する契約を締結したうえで、
プロジェクト期間中、情報の取り扱いを委託します。
本取り組みの参加者は、CCCマーケティングが提供する情報をもとに、データを統計的に分析したり、
新たな傾向やロジックを発見し、より良い豊かな暮らしにつながるライフスタイルの企画を創出いただきます。

CCCグループでは、お客さまの個人情報を保護し、その信頼を確保することに社会的責任と義務を
負っていると深く自覚し、個人情報の保護と管理に努めています。
お客さま情報の取り扱いについて、詳細はこちらをご覧ください。

ゲスト審査員
Guest

村井 純 / Jun Murai

村井 純 / Jun Murai

慶應義塾大学
大学院政策・メディア研究科委員長
環境情報学部 教授

インターネットが普及しデジタルデータが自由に流通することにより、新しい発想があれば新しいサービスの創造が自由にできる時代になったといえます。サービスは本物のデータを使って作り出さなければなりませんが、本物のデータにアクセスできる機会は実際にはあまりありません。こうした中でこの取り組みは、CCCの持つ本物のデータを利用して新しいサービスを提案することを、誰でも経験できるとても貴重なチャンスです。このチャンスを活かし、創造性を発揮した新しいサービスが生まれてくることに大きな期待を抱いています。

樋口 知之 / Tomoyuki Higuchi

樋口 知之 / Tomoyuki Higuchi

情報・システム研究機構 理事
統計数理研究所 所長

リアル空間との多様な接点であるビッグデータから、人の営みや社会の動きを的確につかみ、次の適切な行動につなげることの恩恵は、ビジネスにだけでなく、また一部の人にだけでなく、もっともっと広がっていくべきです。今回CCCさんが提供されるビッグデータ分析のチャンスは、その大きな一歩となるに違いありません。みなさんの思いがけない『明日の一手』に大いに期待しています。ぜひ挑戦してみてください。

林 千晶 / Chiaki Hayashi

林 千晶 / Chiaki Hayashi

株式会社ロフトワーク
代表取締役

ビッグデータが流行りだ。確かにデータは、私たちが気づかなかった癖や傾向を教えてくれる。 でもデータから始めてしまうと、不思議とありきたりな仮説しか生まれない。この挑戦では、まず「人」に注目してほしい。実際に店に足を運び、訪れる人の表情、行動を観察してみる。すると、どこか違和感や面白いと思う感覚が生まれるはず。その時に初めてデータが味方となり、驚くような発見に導いてくれるだろう。

板倉 陽一郎 / Yoichiro Itakura

板倉 陽一郎 / Yoichiro Itakura

ひかり総合法律事務所
弁護士

データを活用したビジネスやサービスには、大きな資本や投資を前提としなくとも、一夜にして普及し、社会の形を変える力をもつものもあります。他方で、社会的に受容されなければ,利用してもらえないどころか、信頼を損なってしまうこともあります。参加者の皆さんの、社会に受容されつつも、社会の形を変える可能性のあるプレゼンテーションを楽しみにしています。

庄司 昌彦 / Masahiko Shoji

庄司 昌彦 / Masahiko Shoji

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
主任研究員・准教授

データには、さまざまな専門性やアイデアをもつ人々が多角的に分析し柔軟に活用方法を考えることで、社会課題解決や新ビジネスの創出に役立つ潜在力があります。そして、社会的な資源として適切にデータ活用を進めるための社会制度なども国内外で整ってきているところです。今回、多くの人にデータを扱う機会をオープンにするDDDが、そうした流れを加速する大きな機会になることを願っています。

北村 和彦/ Kazuhiko Kitamura

北村 和彦/ Kazuhiko Kitamura

CCCマーケティング株式会社
代表取締役社長

Tポイントはサービス開始から15年の時を重ね、今では日本の2人に1人がご利用いただくまでに成長しました。世の中が情報を利活用する社会へと大きく変化している時代に、お客さまよりお預かりしたTカードのデータが、多くの方にとって楽しく便利なサービスにつながることを目指し、DDDを実施することを決定いたしました。DDDを通してより良い社会への貢献を目指すとともに、データの新たな価値創造や再発見を図ってまいります。

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